ぼくたちが本当にシタかったこと

この学校に入って数か月。友達も、少ないけどそこそこできて、女の子ともちょっとは仲良くしている。僕の周りには魅力的な女の子ばかりで、少々戸惑うけれど、まあ贅沢な悩みなんだろう。でも、仲良くなればなるほど、僕には気になることがある。それは、この学校が「成年向けコンテンツ」つまりアダルトなコンテンツを作るための勉強をする専門学校なこと。好きになった女の子が、「女優志望」だったら、どう考えてもハートが耐えられる自信がない。エロと恋愛の両立を目指す、悩める煩悩青春模様!

ふあゆ

心因性相貌誤認症―他者とは異なる認識の中を生きる少年・龍胆ツクシ。ひょんなことから、彼は連続猟奇殺人事件の現場を目撃してしまう。そこに佇んでいた犯人は、ハシビロコウ頭の人物だった。しかし、彼の証言を信じる者は誰もいない。自身の役立たずぶりを改めて実感しながらも、ツクシは「自分にできることはなにか」を考え始める。そんなとき、少女のカタチをした怪異が目の前に現れ、彼の世界は徐々に変化していくのだが…。自我と認識の問題を巡る、最新の現代怪異譚。第10回小学館ライトノベル大賞優秀賞受賞作。

ハナシマさん

北関東某県にある韻雅町で猟奇殺人事件が起こった。その凄惨な事件は連続的に発生するも、警察は犯人像を掴めずにいた。ほぼ時を同じくして、町の高校に作り物めいた美しさを持つ華志摩玲子という少女が転校してくる。彼女は誰とも話さず、何にも興味を示さず、孤立していく。だが、華志摩玲子が唯一異常なまでに興味を示したことがある。それは町で起こる連続猟奇殺人事件が「手足をほしがる都市伝説」に関係しているという噂だった―。あまりに不気味な彼女の行動が恐怖を呼び覚ます。新感覚のフォークロアミステリー。

どうでもいい 世界なんて -クオリディア・コード-

渡 航×さがら総×橘公司が企画するアニメプロジェクト「クオリディア・コード」の書きおろし千葉編のエピソードがここに!異能力と策略、そして陰謀渦巻くこの世界を救うのは……!?アニメ前日譚となる物語!

ストライクフォール

SF界の俊英、ガガガ文庫に電撃参戦! 近未来、人類は宇宙に進出し、惨禍のはてに戦争をやめた。……いや、正確には、形を変えた。代理戦争として発展した宇宙競技、ストライクフォール。広大な宇宙をフィールドに、敵のリーダーを屠るべく戦うチーム闘技に人々は熱狂した。万能の泥、チル・ウエポンによって作られたストライクシェルに身をつつみ、プレイヤーたちは宙を駆ける。故郷のため、栄誉のため、家族のため、あるいは己が夢のために……。鷹森雄星も、ストライクフォールに魅せられたひとりだ。弟は、トップリーグでのプロデビューが決まった若き天才、鷹森英俊。幼なじみの環のやさしさに見守られながらも、雄星は宇宙を目指すが――。「知ってるか、兄貴。宇宙では、あらゆるものが落ちている最中なんだ。――落ち続けるなら、オレはほしいものを手に入れる」なら、翔ぶ。翔んで、宇宙に手を伸ばす。これは、宇宙を「掴む」兄弟の物語。SF界の俊英が放つ新たなライトSFエンタテイメント!

熾界龍皇と極東の七柱特区

人が“神”の存在を認知し、両者の争いが絶えぬ世界。神祖《陽皇》とその護衛者である辰宮湊は、十年ぶりに“旧日本”――七柱特区に帰還する。そこは、〈人神共存〉を目的とし、世に名だたる七柱の神々が設立した極東の理想郷(アヴァロン)。その最後の一柱として、《陽皇》はこの地に降り立ったのだ。ところが歓迎式典の最中、〈神の撲滅〉を掲げる人間のテロ組織・アポカリプスによる襲撃が起こる。《陽皇》を守る湊は、敵のなかにかつての友、飛田蓮路の姿を見いだす。神殺しの武装、機神〈デウス〉を持つ蓮路は、湊に刃をつきつける――「無理なんだよ、共存なんてな。俺はこんな場所を、理想郷だなんて認めねえ」――両種族の間に再び埋めがたい亀裂を残し、蓮路たちは逃亡。湊は、神祖《天元》の血族であるミカエル、人類側の自治組織《巫道機関》の調停士・咲良の協力を得つつ捜索を進めるが、そこで特区における“現実”を目の当たりにする……。――人と神、それぞれの策謀うずまく仮初めの理想郷で、龍の血を継ぐ少年の戦いが始まる!!人気作家ツカサが放つ、壮大なる愛と絆、戦いの物語。

勇者と勇者と勇者と勇者

―時は、大勇者“あまり”時代。空前の勇者ブームで勇者が増えすぎた世界。勇者専門学校を卒業したひねくれ勇者のルディは、ほかの半熟勇者たちと一緒にシェアハウス生活を送っている。なぜか?お金がないからである。「卒業したのに、なんの仕事もないじゃん!勇者って名乗ってるだけの無職じゃん!」彼らは日々、クエストオーディションに挑んで落ちたり、勇者飯で一儲けを企んだり、アイドル勇者のライブに行ったりしている。すべては、売れっ子勇者になるために!『人生』の川岸殴魚が贈る、いまどきリアル勇者ライフ!

妹さえいればいい。

妹バカの小説家・羽島伊月の周囲には、いつも個性的な連中が集まっている。愛も才能もヘビー級、残念系美少女のハイエンド・可児那由多。恋に悩み友情に悩み夢に悩む青春三冠王・白川京。鬼畜税金セーバー・大悠アシュリー。天才イラストレーター・ぷりけつ―。それぞれ迷いや悩みを抱えながらもゲームをやったり旅行に行ったり仕事をしたり賑やかな毎日を繰り広げる伊月たち。そんな彼らを温かく見守る完璧超人の弟・千尋には、大きな秘密があって―。『僕は友達が少ない』の平坂読が放つ青春ラブコメの到達点、堂々開幕!!

魔法使いの召使い

両親を亡くし天涯孤独の身となった少女ビアンカのもとに届いた、働き口を紹介するという差出人不明の手紙。その手紙に込められた魔力によって異世界へと誘われた彼女は、とある魔法使いの家で召使いとして働くことに。尊大で気難しい魔法使いのエルヴィン、小言は多いが面倒見のよい家政婦のメーネ。そんな二人のもとで暮らし始めたビアンカだったが、生来の不器用さが災いして失敗ばかり。そこでエルヴィンは、ビアンカに魔法を使わせてみることにするが…。人間でありながら魔法使いの召使いとなった少女の失敗と成長の物語。

魔法医師の診療記録

「吸血鬼、狼男、食人鬼などの化け物は存在しないんです!!」それらは皆、魔術で癒せる“妖病”の罹患者だと魔法医師・クリミアは言う。彼女は己のせいで“妖病”を患った幼なじみ・ヴィクターの治療法を求め、共に旅を続けていた。その道中に訪れた街で二人は微かな手がかりを得る。しかし、そこは吸血鬼たちが跋扈する、奇妙な街で…?“妖病”を認めぬ教会と魔術医師の対立、異端尋問官との戦い。そして、吸血鬼の治療。ここに“妖病”へと立ち向かう二人の診療記録が記され始めた。魔法医学の最先端がいまここに!!