St.パイナップル・ムーン

イギリスのミッション系の女子校に通っていた少女・真昼(まひる)。夏休みを迎え、ロンドン郊外の自宅へ帰ると、両親が荷造りをしていた。1年くらい旅行に行く、という両親の勝手な都合で、真昼は一人で日本へ帰ることになってしまう。父親が昔世話になったという十六夜(いざよい)さんのお屋敷“ムーン・ライト・ハウス”に住むことになった真昼。緑に囲まれた白亜の洋館を想像していた真昼が目の当たりにしたのはしかし、男子専門の下宿所・月光館だった。5人の美少年たちが住まう月光館で、不本意ながら真昼はお手伝いさんにされてしまう。肝心の十六夜さんは姿を見せず、住人たちはそれぞれ何らかの過去や事情を抱えているようで……。見え隠れする十六夜さんの存在、謎に満ち溢れる月光館を、真昼は調べ始める。