70億の針

ある事件をきっかけに周囲に心を閉ざしていた高部光(以下、ヒカル)は、高校の修学旅行先で、突如飛来した謎の隕石落下に巻き込まれてしまう。しかし次に気が付いたとき、ヒカルは既に修学旅行から戻ってきており、さらには自分の中に別の意識を持つ存在が宿っていた。テンガイと名乗るその存在は、自分がその隕石に宿って地球にやってきたこと、ヒカルが隕石の落下に巻き込まれて一度死んだこと、そしてテンガイが自らの力を使ってヒカルを再生させたことを告げる。さらにテンガイは、自分がやってきたのは、地球に逃げ込んだ宇宙に災いをもたらす存在、メイルシュトロームを葬るためだという。かくしてヒカルは自らの意思とは関係なく、全人類、ひいては全宇宙のための戦いに身を投じることになる。