5時から9時まで

海外ドラマのような生活を夢見ている、英会話講師の桜庭 潤子。27歳の誕生日を境になぜか次々と異性から好意を寄せられるが、なんの因果か毛嫌いしていた見合い相手の僧侶、星川 高嶺と関係を持ってしまう。「深く結ばれた間柄なら結婚は当然の成りゆき」と主張する星川だったが、仕事のスキルアップと海外生活を夢見る潤子には、どうしても星川と結婚し「寺の嫁」になることが受け入れられない。潤子が複数の男性達との恋に悩んでいる一方、友人で同じく英会話講師の山淵 百絵は彼氏いない歴=年齢の処女であることに悩んでいた。クールだと誤解される性格はただ不器用なだけで、恋人など一生できないだろうと諦めながらもオタクな趣味を日々の糧にしていた。そんな折に、美形白人講師のアーサー・ラングに趣味を知られ、同時に優しいと評判だった彼が腹黒なことを知ってしまった百絵は、互いの秘密を守ることと引き換えに表向きだけ恋人を演じるはめになってしまった。英会話学校で事務職員を務める毛利 まさこは、潤子や百絵のような英語スキルを持たずキャリアアップ思考もなく、若さを武器にできるうちに一刻も早く素敵な男性と結婚したいと望んでいた。潤子の男友達であり彼女とは友情以上の思いも抱きあっている三嶋 聡を結婚相手として狙っていたまさこであったが、成り行きでまだ高校生の蜂屋 蓮司と寝てしまう。蜂屋の友人である男子高校生の里中 由希は、潤子に一目惚れして英会話学校に入校したが、彼女は魅力的な大人の男性達から求愛を受けており、由希に付け入る隙はなかった。自信家の潤子とは対照的に控えめでネガティブな彼女の妹・寧々は、姉への報われない恋に悩む由希に惹かれていく。一つの英会話学校を主な舞台に、複雑な恋愛模様が繰り広げられる。