100億の男

平凡なサラリーマン、富沢琢矢は恋人の広瀬和美と将来を誓っていた。しかし、ある日久我山財閥のトップで莫大な財力と権力を有する久我山天善に、蒸発した母の連帯保証人として100億の借金を背負わされる。この時から琢矢の地獄と久我山天善を相手取った戦いが始まった。そんな琢矢の前に若くして華僑のトップに立つヤン・メイチュワン、快活な前島マリエに、美村奈緒子、怜悧な速見香織、天善の娘の久我山沙貴など、多彩な女性がビジネスのパートナーや敵となり、最終的には金融業界を巻き込んだ経済改革の話となる。作者の経歴を活かした弱肉強食のマネー戦争が主軸だが、数々の女性が主人公の富沢琢矢と絡んでいくのも特徴。