0戦あらし

太平洋戦争開戦前夜。結成間もない「電撃隊」は嵐剛一の乗る0戦の損傷とそれにからむ要因から基地へ帰投するのに遅れてしまう。基地では予定より4日遅れで戻ってきた電撃隊をすでに全員戦死と総司令部に報告しており、いまさら報告をかえれない軍上層部は電撃隊を「幽霊隊」として最前線に送り込むことを決定する。「幽霊隊」……その隊の隊員はすでに死んだことになっているため、階級なく、武勲を立てても評価されず、したがって昇進せず、軍規に従う必要さえない使い捨ての駒である。電撃隊指揮官、塚原大尉は日本勝利の日まで生き残れば戦果が認められると隊員たちを諭し、生き抜くために激しい訓練をほどこす。そして電撃隊に新作戦への参加命令が……攻撃目標はハワイオアフ島南部……真珠湾!!