黒×羊〜12人の優しい殺し屋〜

とある新作映画の撮影現場。今や押しも押されもせぬ人気俳優ながら、人なつっこい笑顔を見せてやってきた青年の名は、角坂翔。貴公子から軍人、強盗までどんな役でも演じ分けられる角坂は、ここの監督をして「あいつは演技ができすぎる」「素でいる時ですら、あいつ自身が角坂翔という俳優役を演じているかのようだ」と言わしめる男である。そしてその日の帰り道、彼に“依頼”を持ちかけるひとりの少女が…。