逆光の頃

将来への漠とした不安や焦り、淡い性への目覚め、幻とも現実とも区別がつかない不思議な体験……誰もが通過するはずなのに、大人になると忘れてしまう。古都・京都を舞台に、子供と大人の間でゆらめく青年の繊細な感情を掬い上げ、リリカルに描いたタナカカツキの鮮烈デビュー作。