精霊伝説ヒューディー

『大地上』…文字通り無限に大地が広がる世界。人間・精霊・竜・獣人・機器人・邪魅、様々な種族が存在している。ヒューディーは精霊でありながら、その出生から、人間の属性を大きく引きずった半人半精霊。恩人を它省【ターしょう】特捜局副隊長玄明【ジュアミン】に殺され、復讐と自分探しのために它省首都它蕃【ターファン】に向かう。它蕃で、ヒューディーは、治安局の弾圧に抵抗する咬素【ヤオズ】ら河川組合の抗争に係わり、它蕃の政治的権力中枢”大内裏”に、精霊と相反する邪魅の存在を察知し、敵対する。河川組合のアジトでヒューディーは、初めて健全な精霊、香魂【ジャハン】と出会い、精霊の基礎を学ぶ。なぜ它蕃の邪魅に対抗しないのかと憤るヒューディーに、精霊は元来、他種族に干渉できないものだが、人の属性を持ち、「殺劫を持つ精霊」であるヒューディーだけが、精霊として人間社会に係わることができる、この街の邪魅と戦う役割はヒューディーにあり、それを倒した時に本当の精霊に成るのであろうと諭す。ヒューディーは、大内裏との抗争のなか、特捜局長仇生【チュセン】の放った制精霊禁詛弾に倒れてしまう。だが人間部分が畏怖で抑えていた精霊部分のタガが外れ、巨大炎官形態で顕現、軍の戦艦を瞬殺、内陣に居た多数の神官・近衛の呪詛をものとせず、それらごと大内裏を巨大な結界で封じた。