秘拳伝説 獅子王伝

中国全土を統一した神帝であったが、その支配の磐石化には、高い武力を持ち、全土に僧兵を構える武術寺・崇山少林寺への対策が課題であった。全面戦争は神帝・少林寺双方にとって望むところではない。神帝は配下の龍虎組を使い、少林寺が聖寺として崇める獅子寺をみせしめとして焼き討ちさせた。修行の旅から帰った獅子王が見たものは、まさに今、炎に包まれていく獅子寺の姿であった。怒りに燃える獅子王は居合わせた敵を蹴散らすが、すでに両親は殺され、妻の麗華も無残な姿で事切れていた。ただ一人難を逃れた息子・烈男(れお)を背負い、獅子王は龍虎組詰所に乗り込むが、組長・影虎の奮戦により、追い詰めたはずの神帝をあと一歩のところで取り逃がしてしまう。獅子王と烈男、獅子の親子の復讐と修行の旅が始まった。