海辺の叙景

東京の薄暗いアパートに住む主人公の青年は、母親に誘われてやってきた房総の海でショートカットの美少女に出会う。20年ぶりに訪れた漁師町の思い出話や、岬のそばで土左衛門が上がった話などをする。「あしたもくる?」と尋ねる少女に「お昼過ぎに」と寡黙に答える青年。翌日、激しい雨の中、海辺のボート小屋で待ち続ける青年。あきらめて帰ろうとする瞬間に駆けつける少女。青年はおばの作った蜜豆を差し出し、2人で食べる。少女は勇気を出して、自分でデザインしたビキニを着ていた。2人は誰もいない海で泳ぐ。雨は止まない。