武頼漢

伊藤一刀流の村井漢十郎は、御前で行われた兜割りにて見事に真っ二つにして、殿から兵法指南役をおおせつかった。しかし、それをよく思わない重臣の諫言によって、漢十郎の親友である龍之介の恋人・沙織との婚姻を殿から決められてしまう。友人を裏切るわけにも、殿に逆らうわけにもいかず、漢十郎はその諫言した重臣を殴り飛ばして、兵法指南役を投げ捨てて旅に出る。一方、龍之介は殿から漢十郎を討てという命令を受けて漢十郎の後を追うのだった。