拳銃王子

主人公は、正義に対して愚直なこだわりをもつ少年マット・シルバーと、善悪に対し揺るぎない座標軸をもつ、つまり”ワルの美学”をもつ男コロラド・キッドの二人。この対照的な二人の内面描写が物語の核となるのだが、その推理小説に引けをとらない練りに練られた展開は、読み手の想像を超えること必至である。