夜叉神峠

男は宿命に生き、野望に生き、愛に生きる…。残酷エロティック時代活劇 。かつて武田を裏切った武川十四人衆の一人、他呑四郎兵衛の下男・一八。夜叉神峠の捨て子だった彼は、生まれつき非力ゆえ刀もろくにふるえず、他呑家の息女みのりの世話係をしていた。ある時、強い侍になりたいと願う一八は夜叉神峠に赴き、そこで氷魚厳鬼と言う謎の男と出会う。彼は少し動けばすぐに息を切らす様な肥満漢でありながら、「胎息の剣」と言う恐ろしく強い剣の使い手だった。