冒険王ビィト

突如地上に現れた魔人(ヴァンデル)が魔物(モンスター)を操り、人々を苦しめ続ける「暗黒の世紀」と呼ばれる時代。辺境の地アンクルスの里で育った正義を信じる少年ビィトは、魔人を退治する職業「ヴァンデルバスター(バスター)」の中でも大陸最強といわれる「ゼノン戦士団」に入ることを夢見て、周囲の反対も聞かず勝手にバスターの契約を済ませる。それからほどなくして、より人間を苦しめた魔人に与えられる「星」ひとつが懸けられたゼノン戦士団の首を狙い、五ッ星の強豪魔人ベルトーゼが姿を現す。両者の戦いを目撃したビィトは優勢の戦士団リーダー、ゼノンに声援を送るが、そのためにベルトーゼに捕まって致命傷を負わされ、ビィトを救うために陣形を崩した戦士団の5人も攻撃を受け壊滅状態となる。5人は、バスターの力の源である天力を極めた末に生成できる究極の武器「才牙(サイガ)」に残りわずかの生命力を込めてビィトに託すと、ゼノンがビィトの実兄であることを明かし、最後の力でベルトーゼに立ち向かう。ゼノンたちは戦いの果てに行方不明となり、ビィトは自分の無力さに打ちひしがれて号泣し、強くなって自らの手で暗黒の世紀を終わらせる決意を固める。それから3年後、修行の末にたくましく成長したビィトの冒険が始まる。