マリオネット師

お金持ちの家に生まれながら両親を嫌い家出して、ホームレス同然の生活をしている九頭見灯は、政二郎というスリの天才に出会ったことから、自身もスリをしていた。政二郎からスリはやめろと言われていた灯は、忠告を無視してスリを行うのだが、そのスリが思わぬ方向へ転がり、結果的に政二郎が殺されてしまうのだった。完全な一人身となった灯に対して、いつも世話を焼いている刑事・諸戸は、友人のやっている人形劇団へ灯を連れて行く。灯は、そこでもらった人形を肌身離さず持つようになるのだった。