フェネラ

妖精界と人間界、二つの次元が接触してから50年、アシントン各地では、 ふさいだはずの次元の裂け目から、妖精人(エルフィーリ)たちが侵入してくる事件が起こっていた。 クレムリンからの亡命者、アナトリィ・ドニェプロフは、次元の裂け目をふさぐため、アシントン政府に迎え入れられた。 アシントンで、アナトリィは、フェネラと名乗る不思議な少女と出会う。フェネラは、人間の父と妖精人の母を持つ”キクナラエ”であり、 妖精界へ行くことを望んでいた。 フェネラとアナトリィは、カーニバルの団長が次元装置を使って空間に穴を開けていることをつきとめる。 この装置は、エイドリアンという男が団長の父である次元科学者に作らせたものであった。 エイドリアンは、50年前の次元騒動で妖精界へ飛ばされてしまった妻に会うため、 冷凍睡眠をして次元装置が完成するのを待ちつづけていたのだ。 アナトリィは、次元装置を使って、フェネラとエイドリアンを妖精界へ送ることを決意する。