ファイアスノーの風

ある日、川へ洗濯に来た少女・シーナは、上流で小便をする無神経な男と出会う。赤いマントを羽織り、白いガムルを連れたその男・ゼノは、謎の一団に襲われた瀕死の男から、死に際に1本の剣の破壊を託された。「死者との約束は命をかけても果たす」ことを信条とする彼は、しかし自ら折ることのできなかった剣を鍛冶屋へ持ち込み、そこの娘であるシーナと再会した。ゼノの持ち込んだ剣はシーナの義父・ワグナーの鍛冶技術でも処分できず、善後策を考えようとした矢先に爆弾が投げ込まれ、間一髪脱出した彼らは、剣を狙い、それに関わった者全ての抹殺を図る一団に取り囲まれた。40人以上もの賊を獣のような戦いぶりで撃退したゼノだったが、先の爆発で致命傷を負ったワグナーから、娘を安全な場所まで連れて行って欲しいという「死者との約束」を請け負い、シーナとの旅が始まった。