クリスタル☆ドラゴン

エリンの島(現アイルランド)には、金髪碧眼のケルト人が住んでいた。「緑の原の一族」で、ただ1人、黒髪で生まれたアリアンロッドは、妖精の取替えっ子として忌み嫌われて育った。幼いある日の海岸で、銀髪、銀色の目、銀の鎖帷子を付けたレギオンと名乗る戦士に、黄水晶で出来たサークレットと真実の名を貰う。真実の名とは、その人間の本質であり、真実の名を知る者には支配されると言われ、みだりに口に出してはいけないものだという。それを聞いた、村の賢者(ドルイド)ドリスコルは、アリアンロッドを”伝説の者”ではないかと思い、ドルイド(魔法使い)の弟子とする。数年後、魔の谷と呼ばれる「深淵の一族」の邪眼のバラーに襲われ、村が全滅してしまう。バラーへの仇討ちを願い、風の精の王パラルダの助言に従い、助け手を求めてアリアンロッドは旅に出る決心をする。途中で出会った賢者達(ドルイド)に”古き砦に闇が巣食う時、杖なき魔法使い(ドルイド)が現れる。杖なき者は魔法を持たず、闇は嵐を呼ぶだろう。杖なき魔法使いは杖を求め、天と地との境、水晶宮への道をたどる”という古詩を教えられる。半信半疑ながら、自分の杖を探し出し、やがては世界を闇に変えようとするバラーを倒す使命を全うすべく、様々な困難を越えてゆく。