カルキのくる日

娼婦殺しの犯人と目されるエドモン・ラムファード男爵を追って、彼の城までやってきた刑事のステフェン。だが、ラムファードは旅にでており、城には彼の息子ダナエと娘のレダとエロウペがいるばかりだった。城の地下には、ヴィシュヌとその妻ラクシュミー、そしてヴィシュヌの10の化身を表す翡翠の像があった。ダナエが言うには、この城には呪いがかけられていて、城の住人が死ぬたびに像の顔が欠ける。既に6体の像の顔が欠けていた。その中の一体は、ラムファードに連れ去られたステフェンの恋人ディアナが自ら命を絶った時に、欠けたのだという。その日、ダナエの妹のエロウペが死に、石像の顔が欠けた。翌日、エドモン・ラムファードが船から錯乱して落ちて死んだ。そして、レダも……。