しょんぼり温泉

諸堀温泉街に住む中学生のまきと小学五年生のたかひろは、オーナーが夜逃げして潰れてしまったホテルを見て、町の行く末を按じていた。次々と潰れゆく温泉街に周囲の大人たちは無関心であり、まきはそんな大人たちを見て、「町心中」と呼び、悪気のない大人までも堕落の道へと引きずり込む現状を嘆いている。 お食事兼、素泊まりを経営する家庭で育つまきとスナックを経営する家庭に育つたかひろは、子分格の子どもたちを引き連れ、町の活性化を図ることに。