碓氷と彼女とロクサンの。

「このロクサンを、私たち女子高生だけで運行するんだ!」廃止された路線に伝説の電気機関車を走らせる、そんな壮大な計画に参加することになった僕、志賀 真。れっきとした男である自分がこの活動に参加したのは、鉄道に興味があるから――ではなく、地域貢献がしたいから――でもなく、楽しそうに鉄道の魅力を語る女の子、浅間夏綺がいたからだ。リーダーの明日香、広報の朱鷺音、機関士の夏綺、整備士のみすず。僕たちはこの伝説の地で、新たな歴史を作り上げる――。