ななめカンナヅマ

忘れ去られて消えゆく神を、故郷へ送るお届け巫女──”神無妻”の七芽。彼女が辿り着いたのは、時が停まった楽園に、子どもだけが暮らす百地島。そこで時を動かし大人になろうとする”反逆児”に出会い、七芽は助っ人の神を呼ぶ。「力になるよ。願い事があるんだろ?」──だが顕れたのは、神か鬼か、秩序を壊す暴れ者。巻き起こる騒動の中、次々と楽園の秘密が暴かれてゆく。甦る悪夢、不吉な隠喩、その果てにあるものは──!?