幽霊には微笑を、生者には花束を

真田真也は、心霊現象を信じないバリバリの科学信奉者。理屈っぽく容赦がない彼は、オカルトマニアの集まる民俗研究会部長河原崎に目の敵にされていた。ある日、幽霊が出るとの噂がある、学校の裏の廃屋に民俗研の連中と出かけた真也は、そこで、唯ひとり「美少女の幽霊」を見てしまう。真也の家までついてきてしまった「彼女」は、オカルト好きの真也の妹に「ユウ」ちゃんと名付けられ同居することに。しかし、彼女が記憶している生前の唯一の記憶が、銃口をむけられている光景だと知った真也は、「ユウ」を殺した犯人を捜すため調査を開始するのだった−−。えんため受賞作家が贈る、少年と幽霊の織りなす、ハートせつない青春ラブ・ミステリー!