神滅騎竜の英雄叙事詩

大陸のほぼ全てを版図とするアルタニア神聖国。この地には二百年ほど前から、毎週「災曜日」に異形の巨人「災神」が現れる。災神は都市を襲い、建物を破壊し、人々を殺戮するが、日付が変わった瞬間に靄のように消え失せてしまう。災神に立ち向かうことは人間にとってほぼ不可能で、せいぜい24時間誘導し続け、被害を減らすことが精一杯だった。だが唯一、竜と契約して「竜騎士」となった者だけが、神を斃せる力を行使できた――。