千の剣の権能者

権能―それは、特定の事物を自在に操る力。世界は、権能を持つ代償として魂を抜き取られた“権能兵”を有する帝国によって統治されていた。“英雄”を求める青年クオンは、“権能兵”でありながら帝国の支配を受けない少女クアディカと出会う。流れぬ涙を流さんとするかのように、彼女は“剣”の権能を振るう。その手に、失われた魂を取り戻すため―。第3回『このライトノベルがすごい!』大賞受賞者、受賞後第1作。